こんにちは。練馬区大泉学園の税理士、上原啓輔です。
最近読んだ専門書の感想です。
石川先生の「気になるギモンを解消! 小さな会社の消費税Q&A」です。
最近あまり消費税の本を読んでいなかったので、基本的なことを再確認するために、読みました。
消費税は税理士賠償が一番多く発生します。
ただ、ミスの原因は割と単純なことの確認漏れです。
クライアントの方に適切な消費税の提案が出来るように、研鑽します。
消費税は年々複雑に
消費税は、年々複雑になっていきます。
インボイスが始まって、煩雑さに拍車がかかっている印象です。
納税義務判定のフローチャートも、随分と長いです。
消費税のポイントは、とにかく「届出や承認申請を確実に提出する」ことです。
そこさえきっちりと押さえておけば、個々の取引に関する論点はなんとでもなります。
「届出、承認申請」は期日が過ぎると、もはやどうにもなりません。
税理士賠償でも、この辺りのミスが多いように思います。
消費税は、期限を徒過することの影響がおそろしいので、余裕をもって検討することが大切です。
基本的なことをおさらいするには、良い書籍
本書は、基本的な消費税の取り扱いを理解するには、ちょうどよい本でした。
実務ではほぼ出てこないような、細かな論点ではなく、良く出てくるポイントに絞って解説がされている印象でした。
小規模な事業者であれば、この1冊を読めば概ね消費税の理解ができると思います。
基本をもう一度おさらいする、という目的に合致した本でした。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
サービスメニュー
- 税務顧問サービス、スポット税務相談、開業/会社設立の支援、融資サポートなど。
- 海外取引の税金、国際税務や英語対応が可能。
- マネーフォワードやChatworkを使い、経理業務の効率化のご支援。
- 対応エリア:練馬区、渋谷区、豊島区、杉並区、中野区、新宿区、世田谷区を中心に、東京23区
西東京市、三鷹市、武蔵野市など、東京23区外
神奈川県、埼玉県、千葉県。
長野県(出身地のため)。
※オンラインツールを使い、全国対応も可能です。