こんにちは。練馬区大泉学園で会計事務所を運営している、税理士の上原啓輔です。
今日で開業して10か月経ちました。
「開業当初に想定していなかった状況に落ち着いてきたなー」と感じています。
「独立って、こういう感じかー」と思っています。
10か月経った、ビフォー/アフター的な事を書きます
目次
所属団体
Before
たとえば、開業当初はとりあえず色々な人に知ってもらおうということで、様々なイベントに参加していました。
税理士関連や、経営者団体、異業種交流会などです。
いくつかの団体にも所属しました。
After
少し状況を整理しました。
引き続き、税理士関連の会には、なるべく参加する予定です。
ただそれ以外のものは、いったん参加を止める予定です
所属団体も、本業とあまり関係ないものは、退会する予定です。
繁忙期に入って、それどころではない、というのもありますが、身一つなので全ての会に参加することは無理です。
参加できない団体に所属していても、あまり意味がない、と気が付いた結果です。
仕事面
Before
開業してから何人かの人に言われました。
「自分のお客さんは急激には増えない」と。
開業税理士の方のブログを見ていても、同じようなことが書かれています。
ただ、開業当時は、なんの根拠もなく「お客さんはすぐ増える」と思っていました。
After
「自分のお客さんは急激には増えない」というのは、たしかにその通りだなーと感じています。
急激に増える人も稀にいると思いますが、こればかりは自分でやってみて初めて分かります。
そうすると、「サラリーマン時代は、いかに会社の看板が大きかったのか」ということを痛感します。
ある意味で、とても恵まれた環境でした。
こういう心境に達することが出来ただけでも、人間として少し逞しくなったかもしれません。
今の仕事はどう?
最近の出来事
開業して何人かの人に言われました。
「税理士はストック型のビジネスだから、開業を続けていれば必ず軌道に乗る。それまでは他の事務所の手伝いをするとかで、別に収入を作った方が良いよ」と。
10か月たって、「自分のお客さんは急激には増えない」ということが腑に落ちました。
ということで、今のクライアントの方を大事にしつつ、他の会計事務所でも働いてみようと思い立ちました。
週に1,2回ほど、他の会計事務所の手伝いのようなことをさせていただいてます。
基本は家で仕事をしていたのですが、定期的に外に出て働くのって、良いですね。
仕事も面白く、定期収入にもなるので、良い感じです。
良い変化
他の会計事務所で働くようになってから、どういう訳か自分の事務所のリズムも良くなってきました。
具体的にはHPからのお問い合わせが急に増えてきて、見込みのお客さんと面談する機会が増えたことです。
結果、少しずつですが自分の仕事が、増えています。
あと、思わぬところから、思わぬ依頼がきたりします。
なんとなくいい循環というか、良い風が吹いてきたような感覚があります。
自分にとっては、10か月くらいが取捨選択の時期で、方向性が定まる時期、なのかも
開業してからこれまで色々なことを試しました。
そして10か月経って、取捨選択をしてみました。
少し方向性も見えてきたように感じています。
今のクライアントの方を大事にしつつ、他の会計事務所でも働いてみる。
「こういう独立の仕方もありなんだなー」と、ちょっと意外な心境に達しています。
実は独立当初から、別の会計事務所の仕事を時々していました。
ただ、不定期の仕事なので、リズムが生まれづらかったです。
定期的に仕事に出る方が、日常にリズム感が生まれて、良いかもです。
もう少し早い段階で、こういうスタイルの働き方をすればよかったな、と思ったりしています。
個人事業主なんだし、仕事は一つに絞らなくてもいいんだな、と。
冷静に考えれば、個人事業主の書関を読むと、「最初は業務委託で収入を確保し、少しずつ自分の仕事を増やせ」、と書いてありますよね(^^ゞゞ
まーこういう感じの独立の仕方もあるということで、誰かの一助となれば幸いです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。