こんにちは。練馬区大泉学園の、ひとり税理士、上原啓輔です。
独立してどの会計ソフトを使うか、色々と考えていました。
結果的にマネーフォワードを導入することにしましたが、今後わたしのように独立する方の参考になればと思い、そのいきさつをまとめます。
目次
会計ソフト選びに悩む
独立すると、何らかの会計ソフトを導入する必要があります。
メジャーな会計ソフトは10個くらいありますが、わたしは最初からクラウド会計を選択することにしました。自宅開業なので、身軽な感じで仕事をしたく、そのためにはクラウド会計がベストかなと考えたからです。
クラウド会計ですと、マネーフォワード、フリー、弥生クラウドあたりが選択肢になります。3つの内、どれにするかは独立後に決めました。
なぜマネーフォワードにしたか
理由はいくつかあります。
先に独立していた税理士仲間が使っていた
たぶん、これが一番大きいです。先に独立していた税理士仲間の内2人が使っており、どちらもマネーフォワードに対して好意的な意見を持っていました。2人だけだとサンプルが少ないですが、前職でよく一緒に仕事をしていた人たちなので、「その人たちが使っているなら大丈夫だろう」、と割と安易な感じで決めちゃいました。でもこういう信頼できる口コミ的な理由が、結構大きな決め手になりますね。
営業の人から電話が来た
導入前に、マネーフォワード、フリー、弥生会計に資料依頼をしました。そのうち、営業から電話がかかってきたのは、マネーフォワードだけでした。現状のヒアリングや、マネーフォワード導入後のイメージなど、丁寧に相談に乗ってくれました。この時点でマネーフォワード一択という感じになっていました。
自分が必要としているサービスの場合は、営業電話がありがたく思えるんだなーと、そんな新しい発見もありました。
税務ソフト(達人)と相性がよさそう
税務ソフトは達人にしようと思っていました(理由はまた後日書きます)。マネーフォワードは達人との相性も良いとのことです。税務ソフトと会計ソフトの連動は、出来るだけスムーズに行いたかったため、それもマネーフォワードを選んだ理由です。
自動仕訳機能が魅力
これはフリーとかでも同じなので、マネーフォワードを決めた理由ではなく、そもそもクライド会計を選択した理由です。
クラウド会計は、ネットバンキングやクレジットカードと連動して、会計仕訳を自動作成してくれます。わたしのような一人税理士は、記帳代行をメインで受注するのがマンパワー的に難しいため、会計帳簿の作成にはあまり時間をかけられない事情があります。
極力自動化できて、税理士は会計仕訳のチェックに注力するということであれば、わたしのような一人税理士でも、多くの顧問先と仕事をさせていただくことが出来ます。マネーフォワードはかなり多くに銀行やクレジットカードに対応している印象です。
会計帳簿の作成が省力化できることも決め手の一つです。
大きな流れに乗ろうと思った
会計事務所業界では、クラウド会計が主流です。大きな流れに身を任せた方が、結果的に上手くいくと思いました。わたしのような一人税理士では、何かに抗うよりは、大きな流れに乗った方が上手くいくだろうと思っています(税務調査では条文片手にちゃんと闘いますよ!)。
マネーフォワードは公認メンバーになると、専任担当が付いてくれます。わたしは一人で活動しているので、ごくたまに弱気になることもあると思いますが、そんな時はきっと専任担当が「がんばれー」と励ましてくれるだろうと、そんな期待もありまして、マネーフォワードにしました。
使用感はどうか
実はまだあまりマネーフォワードの操作感に慣れていないです。使い方マニュアルがあるので、いまはそれをコツコツ見つつ、自分の事務所の経費をマネーフォワードに登録しています。使いやすいな、という印象です。
デメリットはあるか
まだ導入したばかりでデメリットの有無は良く分からないです。強いて言えば、実は従量制的な料金設定になっている部分が多くあるので、使えば使うほどランニングコストがかかってくるようです。ただそれは他のクラウドシステムにも言えることなので、適正なサービスに対して適正な対価を支払っていると考えれば、別にデメリットではないですね。
まとめ
会計ソフトは一度導入するとなかなか変更できません。なので選択は慎重に行う必要がありますが、最後は直感で決めればいいと思います。わたしは最初からマネーフォワードが一番よさそうだなと思っていたので、そのまま突き進むことにしました。
わたしは事務所の業務効率化のため、会計ソフトはマネーフォワード1本で行く予定です。マネーフォワードのコミュニティーにどっぷりつかりながら、事務所経営を楽しんでいこうと思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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長野県(出身地のため)。
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