こんにちは。練馬区大泉学園の、ひとり税理士、上原啓輔です。

2024年2月14日に開業して一か月が経過します。「一か月前と何か変わったのか」と言われると、何も変わっていないようにも思いますし、変わったような気もします。

本来この時期は、税理士業界は確定申告のため、一年で一番忙しい時期です。しかし、わたしは勢いで開業してしまったので、そんな会計事務所業界からは完全に取り残された、浮世人みたいな生活を送っていました。「これでいいのか、自分？」と、何とも言えない気持ちで日々過ごしていました。

ただ毎日、何かしら行動していたためか、ほんの少しずつ、自分の世界が動き始めてきたような感覚もあります。

今日は、独立して4週目のことを、主に書いていきます。

独立して3週間くらいまでのことはこちらの記事に書きました。

開業して3週間、大変だけど、楽しい。

特別なことはやっていない

ひとりで開業して、良く分かったのは、１人で出来ることは、１日に１つか２つアクションを起こすことくらい、ということです。本当に遅々として物事が進まないです。自分では一生懸命動いているつもりですが、超スローペースでしか物事が動いていかない、と感じます。

その一方で、そんな超スローペースに自分がだいぶ慣れてきた感覚もあって、開業当初の良く分からない焦燥感はほとんどなくなりました。

サラリーマン時代は、日々目まぐるしい動きの中で生活していたと思うのですが、独立した今は、ぼーっと空を眺めながら、「仕事降ってこないかなー」などと妄想をしています。

シェアオフィスを見学

家で一人で仕事をしていても、息が詰まるので駅前のシェアオフィスを見学しました。ただちょっと落ち着いた雰囲気過ぎて、逆に仕事をするにはテンションが上がらないなーと感じました。なのでいったん利用はしないことにしました。

お近づきになった、近所の司法書士の先生にご挨拶

趣味のキックボクシングで、たまたま知り合った司法書士の先生がいまして、事務所にお邪魔してきました。開業して10年以上とのことで、色々なお話を聞けて非常に勉強になりました。何かと気にかけて頂いて、仕事のお誘いもいただいており、大変感謝しています。

良縁に恵まれることが独立の醍醐味かも、と最近は感じています。様々な人との出会いが、独立の一番面白いところかもしれません。

中小企業家同友会の存在を知る

あるひとり税理士の方のブログを読んでいて、中小企業家同友会に参加している、という記事がありました。ピーンときて調べたところ、経営者のための勉強会であることが分かりました。

興味を持ったので、同友会に連絡したところ、練馬支部の支部長と担当者のお二人が、大泉学園までわざわざ説明しに来てくださいました。

なかなかどうして、非常に興味をそそられる内容でした。正直に告白すると、わたしはひとりで活動しているため、とにかくめっちゃさみしいです(;’∀’)

仕事の悩みを相談できる経営者仲間がいないので、そういう話を聞いてくれる横のつながりというか、諸先輩方に色々と教えてほしい、とかいう欲求がとどまることを知らない状態になっています。今度、例会に参加させていただくことになったので、今から楽しみです。

商工会に入る

これも、色々な交流をしたいという目的と、ビジネス関係のセミナーや集客の相談が出来ないかと思い、加入することにしました。会費も安く、色々なビジネスの情報が入ってくるので、有益だと思います。

本を読む元気が出てきた

開業当初は不安に押し潰されそうな日々が続いて、本を読む気力が湧いてこなかったのですが、最近はエネルギーが出てきたのか、本を読むことが出来るようになりました。まだまだ先の見通しは不透明ですが、心の平穏を保って、本を読めるようになったのは、大きな前進だと思います。

まとめ

以上、とりとめもない文章ですが、これから独立を考えている方の一助になれば幸いです。

「ねじまき鳥がねじを巻かないと、世界が動かないんだ」と、村上春樹は言っています。わたしのところにも、ねじまき鳥がやって来てぎりぎりとねじを巻き始めてくれたはずだと信じて、今日も出来ることをコツコツとやっていきます。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。