こんにちは。練馬区大泉学園の、ひとり税理士、上原啓輔です。

先日、経営者の集まる勉強会に参加しました。初めての経験で、とても面白かったです。

その後、懇親会にも参加させていただきました。勉強会とはまた違った雰囲気で、とにかく経営者の方のエネルギーというか、パワーが凄かったです。つい最近までサラリーマンだった自分には、なかなかに強烈な体験でした（良い意味です）。

そんな中で、お会いした経営者の方が「大人の学びは痛みを伴う」とおっしゃっていました。「うーん、なるほど、たしかにその通りかもと」、妙に納得しました。

大人になると、これまでの人生で培った価値観があります。その価値観を変えることはなかなか難しく、痛みを伴ってまで何かを学び取ることは辛い作業となります。

わたしは、肉体的にも精神的にも痛いのはあまり得意ではないのですが、その一方で、例えばキックボクシングを頑張りすぎて翌日に筋肉痛になったり、サンドバックを蹴りすぎてスネに青アザが出来て痛かったり、という状態はなぜか心地よさを感じます。それはたぶん、肉体がポジティブな方向で強化されている実感を伴っているからです。

これは精神的な事（勉強とか？）にも当てはまると思います。たとえば多少苦しくても、勉強を続けて知識が増えたり、結果として考え方がポジティブになったりと、精神が強化される感覚が持てるならば、痛みを伴っても学ぶことが出来ると思います。

なので、心地よさを感じられる程度の痛み（軽い筋肉痛や、脳みそがちょっと疲労した、とか）であれば、むしろそれらの行為はエネルギーに還元されて、生きる活力につながると思います（そんなに悠長に構えていられないことも多々あるとは思うのですが…）。

大人になると肉体的に精神的に、ずいぶん凝り固まってしまいます。それを一気にほぐして再組成するのは大変な作業ですが、その一方で、少しずつポジティブな方向に矯正していく作業は、心地良さを伴い、上手くいけばプラスになって返ってくると思います。

土曜日はたいてい、とりとめもないブログになりますが（平日もとりとめがないですね、）、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

特に予定もないので、外国人の税務の本でも読みます。