苦労は、買ってでもすべきなのか


こんにちは。練馬区大泉学園の、ひとり税理士、上原啓輔です。

今日は日曜日なので、ぼーっと色々なことを考えていました。ふと「苦労は買ってでもしろ」とよく言いますが、それは本当なのか、少し考えてみました。今回のブログは短いですし、結論もないです。

苦労をすると、たしかに人間的に成長をしたり、深みを増すことはあるかもしれません。若いうちに苦労をした方が、年齢を重ねたときに見えてくる世界が違ってくる、ということはあると思います。

では、苦労を買ったとして、その対価は何なのでしょう

昔、村上龍の本だったと思うのですが、「何かを得るためには、何かを犠牲にする必要がある」というようなことが書かれていました(たぶん村上龍だと思うのですが違ってたらごめんなさい)。

これは一般論ですが、真理だと思います。

苦労して何かを得たとしても、その裏で犠牲にしている何かがきっとあるはずです。その犠牲にした何かを見極めず、「苦労は買ってでもしろ」と言い切ってしまっていいのか、わたしは少し迷います。

作家のサマセット・モームはこんなことを言っています(モームのファンではないです)。

苦難が高貴な性格を作るというのは真実ではない。幸福が心の気高さを生むことはときとしてある。
だが、苦難は、だいたいの場合、人を狭量にし、意地悪くする。
(サマセット・モーム著、土屋政雄訳、「月と六ペンス」、光文社古典新訳文庫 P119)

昔読んだ「月と六ペンス」のページを、なんとなくペラペラとめくっていて、この箇所に線が引いてあって、「まーそーかもなー」なんてことを思った、日曜の夕方でした。

全然、落ちはないです。

「月と六ペンス」読んだことあるよー、とアピールしたかっただけかもしれないです、すみません。

以上です。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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