こんにちは。練馬区大泉学園の、ひとり税理士、上原啓輔です。
わたしは、大学を卒業した後に、ワーキング・ホリデーでカナダのトロントに行きました。
2008年4月なので、遠い昔になってしまったのですが、当時の体験談を書きたいと思います。
当時は、今ほど円安ではなかったので、かなり状況は違うと思うのですが、もしかしたらこれからワーキング・ホリデーに行く方の一助となれば幸いです。
目次
なぜカナダだったのか
英語を学びたかったので、英語圏を考えていました。
イギリス、オーストラリア、カナダという選択肢がありますが、アメリカ英語に興味があったので、アメリカ英語に一番近いカナダを選択しました。
トロントを選んだのは、単純に日本から一番遠く、日本人が一番少ないと思ったからです。
誰も自分のことを知らない街で、1から生活を築き、1年間サバイバルできるか、自分の力を試したかったのです。
なぜワーキング・ホリデーだったのか
外国の生活に興味があったから
単純に外国で生活することに興味がありました。
興味を持ったきっかけは、
- 高校時代に沢木耕太郎の「深夜特急」を読んで、海外生活にあこがれを持ったこと
- 韓国に留学している友達がいて、韓国に遊びに行ったときに、彼が現地になじんでいて、韓国語で生活している様を見て、「海外生活かっこいい」と思ったこと
- 英語を習得したかったこと
などがあります。
費用的に留学が無理だったため
留学も考えたのですが、留学にはかなりのお金がかかります。
1年間留学するだけで生活費を含めて数百万円かかります。
それは無理だと思い、初期費用が安く済んで、現地でアルバイトが出来るワーキング・ホリデーを選択しました。
また、海外で専門的な勉強をしたいわけではなく、「現地で生活したい、英語を学びたい」という動機が強かったので、ワーキング・ホリデーで十分と考えていました。
就活がうまくいかなかった
当時は、新卒の就職は比較的売り手市場だったと思います。
わたしも就職活動をしたのですが、全く上手くいきませんでした。
会社説明会→エントリーシート→筆記試験→複数回の面接、というプロセスを突破していくのが本当に難しく、「就活は自分には無理だ」と早々に悟り、諦めました。
ワーキング・ホリデーの準備
ワーキング・ホリデーはあっせん業者を利用しました。
今思えば、全部自分で手配して、あっせん料を節約した方が良かったかなとも思うのですが、当時は、「ワーホリはあっせん会社を使わないと行けない」と思っていました(実際は、自分で全部手配して、行くことが出来ます)。
あっせん会社が主にやってくれたことは、
- 出発までの英会話教室の受講
- 渡航後1か月間のホームステイ先の提供
- 現地での携帯電話の手配
などです。
渡航前の英語力
当時の英語力ですが、
- Reading:多少は読める。ただペーパーバックや現地の新聞を読めるレベルではない。
- Writing:ほぼ出来ない。「U」の字が汚すぎて「V」に間違われて、入国後の手続きの際にカナダ人にキレられた経験あり。
- Speaking:ほぼ出来ない。渡航後に現地のコーヒーショップで、思い切って店員に「Hello!」とあいさつしたが、発音が悪すぎてが通じなくて、しばらく落ち込むくらいのレベル感。
- Listening:洋画や洋楽で勉強していたが、ほぼ出来ない。ハリーポッターがイギリス英語というのも分かっていなかった。
という感じです。
ごく基礎的な文法と単語力はあったと思うのですが、現地で生活するには、正直まったくどうにもならないレベルだったと思います。
渡航前の英語力は「あればあるほど良い」です。
現地に行ってからも学べますが、現地での生活をスムーズに始めるために、出来るだけ日本で英語力を高めていくことをオススメします(なかなか難しいんですけどね)!
わたしの場合、英語力は現地のレストランで働き始めてから飛躍的に伸びました。
「英語はストリートで学んだ(ちょっと大げさ)」、と思っています(笑)
本日はここまでで、渡航後の生活については、また書きます。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
本日も良い一日をお過ごしください!
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