こんにちは。練馬区大泉学園で会計事務所を運営している、税理士の上原啓輔です。
本日は、最近読んだ本の感想です。
『「いい質問」が人を動かす』です。
図書館で著書の本を見る機会があり、面白そうだなと思って、本書を買いました。
面白かったです。
質問の仕方を工夫するだけで、会話の主導権が握れることが分かりました。
谷原先生の税務関連のセミナーを受けたことがありました。
セミナー資料が棚に入っています。
学んだこと①「質問は相手を強制的に考えさせる力を持つ」
「質問は相手を強制的に考えさせる力を持つ」そうです。
たしかに言われてみれば、何かを質問されると、考えてしまいますよね。
それを意図して質問を繰り出す人は、かなりのやり手だと思います。
本書は、そのような「かなりのやり手」になる方法を指南しています。
ちょっと大げさかもしれませんが、質問の持つ強力な力に自覚的になることで、世界の見方が少し変わります。
学んだこと②「まず感情を動かし、その後理性に訴える」
「まず感情を動かし、その後理性に訴える」
これも重要な学びでした。
感情が動かなければ、人は動きません。
ちょっと話はそれますが、以前読んだ本で「値決め」について言及しているものがありました。
みなさんは、「値段」はどのように決まると思いますか?
「製造コストから逆算する」という方法もあると思います。
相場観があるので、めちゃくちゃな値決めは無理があるかもしれません。
その本では、「値段は感情で決まる」と言っていました。
これは、おそらく我々のような無形の知識を売っている人たちに見事に当てはまります。
感情が動けば人は買います。
逆に感情が動かなければ、人は買いません。
ここを自覚するだけでも、ビジネスをやっていく大きなヒントになると思いました。
学んだこと③「人は自分の言葉に納得する」
この本に明記されていたか忘れてしまったのですが、「人は自分の言葉に納得」します。
たとえば、「勉強しなさい」と言われても、なかなか勉強しません。
しかし、「勉強する」と自分が言えば、勉強します。
この「勉強します」と相手に言わせることを、質問によって誘導することが出来るようです。
本書の176ページに、谷原先生と、ある勉強しない子供とのエピソードが披露されています。
「あーこうやって正しい質問を繰り返すことで、いい方向に導くんだな」と妙に納得しました。
教え諭すのではなく、質問を繰り返すことで正しい方向に導いていく。
高等テクニックですが、質問にはそういう力もあるんだなと、実感しました。
(やりすぎると洗脳になる気もするので、注意が必要ですが。)
まとめ
本書では、質問の重要性を広く学べます。
質問は、しすぎるとウザがられると思いますが、ここぞという時に使用すると超強力な武器になることが分かりました。
質問力を磨いていこうと思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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