こんにちは。練馬区大泉学園のひとり税理士、上原啓輔です。
本日は、福永雅文さんの『【新版】ランチェスター戦略 「弱者逆転」の法則』の感想を書きます。
本書は独立前に読みました。独立前にマーケティング関連の本を10冊くらい読んだのですが、本書はその中の1冊です。
「ランチェスター戦略」という言葉は以前から聞いたことがあって、興味を持っていたのですが、意味は良く分かっていなかったです。
もともとは第一次世界大戦の時に、イギリス人のF・W・ランチェスターさんが提唱した、戦争における戦闘の勝ち負けの法則です。それが戦後、産業界に転用され、「日本では岡田信夫先生が、市場占有率(シェア)を判断基準とする競争に勝つ販売戦略の理論と実践の体系として確立」したそうです1。
本書では、具体例を紹介しながら、ランチェスター戦略の解説が詳細になされています。内容が非常に濃いので、本書を読んだだけで全て吸収して実践するのはかなり難しいと思います。なので、わたしは、本書で学んだことを2つ3つ心に留めて活用できればいいかな、と考えています。
本書では、ランチェスター戦略を、弱者が強者に勝つための手段、として解説をしています。
戦力を小出しにしない
わたしが本書で学んだことで、最も印象的だったのは、「兵力の逐次投入とは最も忌むべき戦法2」という教えです。弱者が強者と戦う場合、戦力を分散せずに、勝てるポイントに一気に力を注ぎこむ必要があるそうです。ここだ、と思う局面で一気に勝負をかけるということですね。
これを実践するのはなかなか難しいと思いますが、「なるほどなー」と思いました。
難しいと思った理由ですが、まずそもそも勝てる局面がどこか分かりません。ビジネスの世界で考えるなら、自分の強みとニーズがマッチする局面で全力を注ぐということだと思います。
また、「勝てる局面」がどこにあるか、その発見もまた難しいです。自分の強みとは何か、そのニーズはどこにあるのか、そいういった検証を緻密にする必要があります。これを一人で実践するのは、なかなか厳しいなと思っています。
ただ、戦力は小出しにしてはいけない、勝てるポイントで勝負する、ということを覚えておけば、いつかきっと使える局面が来るだろうなと思っています。
明日から連休
明日から連休ですね。遠出する予定はないので、家族と過ごしたり、税務の専門書を4冊買ったので勉強したり、坐禅を組みに行く予定です。
今日は、PMは稲門会の練馬支部の面接と、青税でお会いした先生の事務所ですこし仕事させていただけないかの相談に行きます。人に会う予定が入っているので、ワクワクしますね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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