こんにちは。練馬区大泉学園で会計事務所を運営している、税理士の上原啓輔です。
ゴールデンウィークですね。
今日は天気もいいし、お出かけ日和です。
わたしは遠出する予定はないのですが、公園とかには行きたいなと思います。
本日は、本の感想です。
「孫氏」です。
中国の兵法書です。
4年くらい前のサラリーマン時代に読みましたが、当時はあまりピンとこなかったです。
今回、独立して再読しましたが、前回より圧倒的に面白く読めました。
曹操、武田信玄、ビル・ゲイツ氏、孫正義社長などのすごい人達が愛読しているそうです。
自分で事業をやるようになると、兵法書が面白く読めるのかもしれません。
なぜこの本を読んだのか
独立すると、心のよりどころが欲しくなります。
また強さのようなものも必要です。
その両方を満たしてくれそうなのが、兵法書だと思います。
「孫子」には、戦争や国の動かし方が書いてあるので、自分のスモールビジネスなら簡単に動かせるようになるのでは、と思ったりします(実際はそんなに簡単ではないですが)。
読んだ本でオーラが変わると、ある本に書いてあったので、なんとなく戦闘的な雰囲気を出したい時期と思い、再読しました。
この本で学んだこと
示唆に富む教えが多くありました。
特に好きなのは、「勢い」について説明したこの文章です。
せきかえった水が岩石までもおし流すほどにはげしい流れになるのが、勢いである。
猛禽がものをうちくだいてしまうほどに強い一撃をくだすのが、節(ふしめ)である。
(金谷治 訳注(2000年)「新訂 孫子」岩波文庫、P69)
ここでいう「節(ふしめ)」とは、「いきおいづいた一連の動きの中での、それを区切るような瞬間的な動き」の事だそうです。
独立してから、勢いや流れについて考えることがあります。
勢いのある時は、やることが上手くいきます。
勢いのない時は、ジタバタしない方がよく、基本ステイです。
勢いのない時に、いかに焦らずに時を待てるが、大事だと思います。
あと、自分には縁がないと思いますが、会計事務所などをM&Aで買収することを想定すると、こんな言葉が非常に参考になると思います。
孫子はいう。およそ戦争の原則としては、敵国を傷つけずにそのままで降伏させるのが上策で、敵国を討ち破って屈服させるのはそれには劣る。(中略)戦闘しないで敵兵を屈服させるのが、最高にすぐれたことである
(同上 P45)
戦わずして勝つ、ですね。
兵法書は定期的に読もうかな
兵法書は、定期的に読もうと思います。
特に、気迫のようなものを出したいときは良いと思います。
自分で事業をやっていると、迫力や気迫みたいなものは重要だと思います、なんとなくですが。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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