こんにちは。練馬区大泉学園の、ひとり税理士、上原啓輔です。
本日は、【本の感想】『独立する公認会計士のための税理士実務100の心得』の感想です。
どんな本か
タイトル通り、独立して税理士業務を行う公認会計士に向けた指南書です。
会計士の仕事と税理士の仕事は全く異なるため、会計士の実務の感覚で税理士実務を行うと、思わぬ押し落とし穴がありますよ、ということを滔々と説明してくれる本です。
なぜこの本を選んだのか
先輩税理士がオススメしてくれたので読みました。読む前は若干斜に構えていたのですが、本屋でパラパラ立ち読みしたところ「おーなんか面白そう、そして重要なことが書いてある予感がする」とピーンと来たので、思い切って買っちゃいました。
この本で学んだこと
この本は、独立する公認会計士向けですが、独立する税理士が読んでも非常に勉強になります。
学んだことを書きすぎるとネタばれになってしまうので、あまり書けないのですが、どの項目も勉強になります。
また税理士が使える役に立つツールも紹介されており、さっそく自分の仕事にも取り入れました。
読後の変化
税理士業務を行っていく上で、「こういうスタンスで臨めばいいのか」と改めて認識することが多かったです。実務で誰もが直面するであろうケースに対して、丁寧にアドバイスを与えてくれる本です。
また、税理士をやっていると、顧問先から「先生にすべてお任せします」と言われることがあります。信頼されているようでうれしいのですが、実は「税理士が勝手にやった」と言われてしまうリスクのある言葉だと気づきました。
「先生にお任せです」と言われたら、必ず契約書などで業務範囲を明確にし、「税理士として行う業務はここまです」と事前にお伝えすることが大切だと思います。
まとめ
独立する会計士だけでなく、独立する税理士にもおススメの1冊です。
開業時の事務所のスタンスや、開業後に路頭に迷った時に、本書を手に取って方向性が妥当かどうか、しっかり立ち止まって確認していこうと思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
サービスメニュー
- 税務顧問サービス、スポット税務相談、開業/会社設立の支援、融資サポートなど。
- 海外取引の税金、国際税務や英語対応が可能。
- マネーフォワードやChatworkを使い、経理業務の効率化のご支援。
- 対応エリア:練馬区、渋谷区、豊島区、杉並区、中野区、新宿区、世田谷区を中心に、東京23区
西東京市、三鷹市、武蔵野市など、東京23区外
神奈川県、埼玉県、千葉県。
長野県(出身地のため)。
※オンラインツールを使い、全国対応も可能です。