こんにちは。練馬区大泉学園で会計事務所を運営している、税理士の上原啓輔です。
本日は、税理士との「顧問契約」についてのブログです。
「顧問契約」と一口に言っても、正確な定義はありません。
したがって「顧問契約」に「含まれるもの」と「含まれないもの」があります。
税理士と顧問契約する場合は、「なにが含まれて」、「なにが別料金なのか」、を事前にハッキリさせる必要があります。
顧問契約の内容は、税理士によってマチマチです。
重要なのは、自社が依頼したいことと、そのための費用をしっかりと確認することです。
「顧問契約」に含まれる業務は、事務所によって違う
繰り返しですが、「顧問契約」に含まれる業務は、会計事務所によって違います。
「見積もりを取ったら顧問料が意外と安かったけれど、決算料、記帳代行料、年末調整の費用が別途発生する仕組みだった」、ということはよくあります。
あくまでわたし個人のとらえ方ですが、顧問契約には以下のものが含まれることが多いです。
(法人クライアントを前提に記載します。)
- 日常の税務相談
- 会計仕訳のチェック
- 法人税、消費税の申告
- 年末調整
- 法定調書合計表/給与支払報告書の提出
- 償却資産税の提出
- 源泉税の対応
- 税務署への届出の提出
このあたりが、顧問契約のスタンダードかと思います。
ここで気を付けたいのは「2.会計仕訳のチェック」です。
会計データの作成(記帳代行)は別料金にしているケースが多いです。
なので、税理士との顧問契約は、「記帳代行あり」か「記帳代行なし」かに特に注目していいただくのがいいと思います。
記帳代行は「必要」か「不要」か
「記帳代行」は会計データを作る重要な作業です。
この会計データをもとに、税金の計算をしたり、経営分析をします。
クラウド会計ソフトを使えば、比較的ラクに会計データを作ることができます。
ボタンをポチポチしていけば、それっぽい会計データは簡単に作れます。
ただしその会計データが、正しいかどうかは全くの別問題です。
個人的な考えですが、正確な会計データを作るためには、簿記3級くらいの知識は必要だと思います。
クラウド会計のおかげで、会計データの作成は以前よりも効率がよくなりました。
しかし、正確性は担保されるわけではない点は、注意が必要です。
記帳代行を税理士に依頼するかどうかの「判断基準」
記帳代行を税理士に依頼するかどうかの判断基準です。
- 経理人材が社内にいる場合
記帳代行は不要(会計データのチェックのみ税理士に依頼する) - 経理人材が社内にいない場合(一人社長や小規模な会社)
記帳代行は必要
なお「記帳代行は別途○○円」としている税理士が多い印象です。
しかし経理人材がいない会社は、「ここは必要経費」と割り切って記帳代行も依頼してたほうがいいと思います。
空いた時間で、本業に注力したほうが、効率がいいです。
顧問料とは別料金になる業務
一般的に顧問料とは別料金になるものを提示します。
- 税務調査対応
- 自社株の計算
- 銀行融資のサポート
- 補助金のサポート
- 給与計算
- 複雑な税務への対応(国際税務、組織再編など)
このあたりは、別途料金が発生するのが普通だと思います。
まとめ
税理士に仕事を依頼する場合、「顧問契約」は最もスタンダードな形態です。
しかし、何を含んで、何を含まない、が意外と見えづらいです。
契約の前に、「自社にとって必要なサポートが含まれているか?」を、きちんと確認することが重要です。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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